AIを3年使って見えてきたこと、そして実験
はじめに AIを使い始めて3年が経ちました。 プログラミングや科学に興味がある私にとって、初めてAIに触れた時の衝撃は忘れられません。 「驚異的なものが出てきた!」——その興奮は今でも鮮明に覚えています。この技術がもたらす未来に、心が躍りました。 そんな私が最近、AIに対してある実験を行いました。 その結果、「ここまで来ているのか」と改めてAIの推論能力の素晴らしさを実感したのです。今日はその実験結果を紹介したいと思います。 実験内容 実験の内容はシンプルです。私とAIの会話を元に、その会話の内容を「ショ ...
考える力を静かに鍛える「思考の筋トレ」|一文ショートショートで正解探しの癖を手放す
文章を書いていると、ふと「書けない」という感覚だけが残るときがあります。 言葉が出てこないというより、ノートを見つめていると。何かを考えようとしても、すぐにありきたりな言葉が頭をよぎり、うまく自分の言いたい言葉が出てこない。 深く考える前に、わかりやすい言葉だけをなぞって、何か違うなという感覚で疲れてくる。 そんな状態になったとき、若いときに読んだショートショートを思い出しました。文章作成を楽しむためにリハビリのように始めたのが、ショートショートです。 「完成」を目指さない書き方 ただ、ここで言うショート ...
「哲学・仏教とは何か | 答えではなく自分で考えるための道具として使う方法」
哲学や仏教を「道具」として捉え直してみる 人生のどこかで、ふと立ち止まるとき人は一人で生まれて、一人で死んでいく存在です。 どれだけ人に囲まれていても、最終的に「どう考えるか」「どう選ぶか」「どう受け止めるか」は、いつも自分ひとりに戻ってきます。 だから人生のどこかで、こんな問いが静かに立ち上がるのではないでしょうか。 自分は何を大切にして生きたいのか この考え方は、本当に自分のものだろうか 知らないうちに、誰かの正解をなぞっていないだろうか これは特別な人の問いではありません。生きている人なら誰の中にも ...
シニアの健康は「握力」でわかる?握力計で体の衰えと回復力をチェックする方法
― シニア世代こそ、もう一度「握力計」に触れてみてほしい理由 ― 私たちシニア世代が、最後に握力計を握ったのは、いつだったでしょうか。おそらく多くの人が「小学生の運動能力テスト以来」ではないかと思います。 あの頃は、強い・弱い、順位、記録。そんな"競争の数字"としての握力でした。 でも今、あらためて握力を測ってみると、それはまったく違う意味を持ちはじめます。 握力は「手の力」ではなかった 最近、「握力は健康管理に役立つ」という話を耳にして、半信半疑で握力計を手に取りました。正直、握力というのは手の筋肉の強 ...
通りすがりの人がゴミを拾う光景に、言葉にできない安心を感じる理由
駅から自宅までの道で、ときどき見かける光景があります。 誰かが立ち止まって、何気なく足元のゴミを拾っています。コンビニの袋かもしれませんし、飴の包み紙かもしれません。 拾った人はそれをポケットに入れるか、近くのゴミ箱に捨てて、また歩き出します。 その一連の動きを、たまたま見てしまったとき、なぜか少しだけ安心するのを感じます。 別に知り合いでもありません。年齢も服装もばらばらです。特別に意識の高そうな人に見えるわけでもありません。 ただ、とても自然にふと手を伸ばして拾っているだけです。それなのに、なぜか胸の ...
「記憶はAIに任せればいい」という言葉に、なぜか引っかかった話
──それでも「頭の中の記憶」が創造性を生む理由 AI時代、「記憶はAIに任せればいい」という考え方について AIの進化によって、私たちは必要な情報を一瞬で取得できるようになりました。 その流れの中で、「もう人が覚える必要はない」「記憶はAIに任せればいい」という意見を目にすることも増えています。 効率や正確さだけを考えれば、この考え方はとても合理的です。 しかし私は、この言葉に対してどこか違和感を覚えていました。 それは、人の記憶が果たしてきた役割が単なる「情報保存」だけだったのか、という疑問です。 人は ...
Google NotebookLM - 資料が"ポッドキャスト"に変わる驚きの体験
「難しそうな資料、読む気にならない…」 「PDFが山積みで、どこから手をつけたらいいか…」 「字が小さくて目が疲れる、でも大事なことは理解したい」 そんな経験、ありませんか? 私が初めて感じた「これだ!」という衝撃 実は私も、ずっと思っていました。 「資料をもっと楽に理解できたらいいのに」 「移動中や家事をしながら、大切な情報を吸収できたらいいのに」 そんな「できたらいいな」を、ずっと心の片隅に置いていました。 でも、Google NotebookLMを初めて使った時、その期待は完全に超えられました。「で ...
AIに触れた人と触れなかった人
一年後に気づく「静かな分岐点」──後悔しないのはどちらか 振り返ってみると、人生で本当に心に残るのは、意外と大きな失敗ではありません。ほんの小さなこと。 でも、なぜかずっと心に引っかかっていること。「あのとき、やっておけばよかったな」 人生の後半に入ると、そうした記憶が、静かに増えていくように感じる人も多いのではないでしょうか。 AIが気になりつつ、手を伸ばせない理由 最近、「AI」という言葉を耳にしない日はありません。ただ、特にシニア世代にとっては、こんな気持ちが自然に浮かんでくるのではないでしょうか。 ...
初心者でも迷わない_iPhone「ファイル」アプリの考え方
こんな悩み、ありませんか? iPhoneを使っていて、こんなふうに感じたことはないでしょうか。 保存したはずの書類や写真が、どこにあるのか分からない ファイルアプリを開くと、知らない名前の場所やフォルダが並んでいて不安になる この中を触っていいのか、消してしまって大丈夫なのか判断できない そもそも「ファイル」アプリは何をするためのものなのか、はっきりしない 操作が難しいというより、「このアプリの役割そのものが分からない」そんな戸惑いを感じている方が多いように思います。 先に結論:ファイルアプリは「管理する ...
主役ではなかった時間が、支えていたもの ―― 地方大学から見た箱根駅伝
主舞台の外側から見えるもの お正月になると、テレビには箱根の山が映し出されますね。沿道からの熱い声援、襷をつなごうと必死に走る学生たちの表情。東京箱根間往復大学駅伝競走――箱根駅伝です。 多くの人にとって、それは「日本一有名な大学スポーツイベント」ではないでしょうか。 でも、少しだけ視点を変えてみると、この大会がすべての大学に開かれているわけではないことに気づかされます。 出られない大会なのに、誰もが知っている 箱根駅伝に出場できるのは、関東学生陸上競技連盟に所属する大学だけなんです。地方の大学は、制度上 ...









